2025年9月、EDを患う私にとっては衝撃のニュースが飛び込んできました。
それは・・・・
「ED薬が市販化へ!」
ED治療薬、国内初の市販化へ 薬剤師による対面販売(Yahoo!ニュース)
これまでED治療薬は病院やクリニックを受診して処方してもらわなければ手に入りませんでしたが、今後は薬局でも購入できる道が開かれます。

今までは薬局で買えなかったの?

いつから薬局で買えるようになる?

結局どこで買うのがおススメ?
この記事では、今回のED薬市販化の流れをわかりやすく解説しつつ、どんな薬が対象になるのか、薬の種類の違い、そして初めて使う人が知っておくべき注意点までまとめます。
15分の診察後、最短翌日発送
1錠からお試しできるED治療
公式HP:https://www.levcli.jp/ed/
ED薬の市販化ってどういうこと?
EDの市販化と言われてもいまいちピンとこない方もおおいのではないでしょうか。
どういうことか詳しく解説します。
医師の処方なしで薬局で買えるようになる
これまでED薬は医師の診察を受け、処方箋をもらわないと手に入りませんでした。
つまり病院に行くのが必須だったのです。

泌尿器科で処方箋もらうのってハードル高いんだよな・・・
\自動ドアウィーン/
受付の人「今日はどうされました?」
僕「あ、、ちょっと、、あ、、あの、、なんか最近調子が悪くて・・・」
受付「どのようにでしょうか?」
僕「タチニククテ・・」
受付「・・・ん?聞き取りづらくて。もう一回いいですか?」
僕「EDっぽいんです!!!」

もうこの病院行けないわ・・・
でも!今回の市販化により、処方箋なしで薬局で購入できるようになります。
これは利用者にとって大きな変化ですね!
今回市販化されるのはED薬の一つであるシアリス
ED薬には複数の種類があります。

日本で承認されているのは以下の3種類
- バイアグラ
- シアリス
- レビトラ
バイアグラは聞いたことがあるのではないでしょうか。
そして今回市販化されるのは、シアリスになります。

バイアグラは依然として医師の処方が必要です
日本の市販薬の分類(要指導〜第三類)
ここで市販薬について掘り下げて説明します。
実は一口に市販薬といっても、リスクに応じて4つの区分があります。
- 要指導医薬品:新しい成分など。薬剤師からの対面販売が必須。
- 第一類医薬品:薬剤師の説明が必要。ネット販売可能。
- 第二類医薬品:風邪薬など。リスクは中程度。
- 第三類医薬品:ビタミン剤などリスクが低いもの。
リスクに応じて、薬剤師の説明が必要なものから、誰でも簡単にネット通販で購入できるものまで分かれています。
今回のシアリスは「要指導医薬品」からスタート
今回市販化の対象となるシアリスは、一番管理の厳格な「要指導医薬品」となります。
購入するには薬剤師から直接説明を受ける必要があり、ネット通販やセルフ販売はできません。
つまり「誰でも気軽にコンビニ感覚で買える」わけではないのです。

対面となると、やはり購入のハードルは依然としてあるね・・・。
それは仕方ないことかもしれません。
多くの薬はこのように要指導医薬品からスタートします。
例えば鎮痛薬のロキソニン。こちらは、2011年に「要指導医薬品」化。2017年に第一類医薬品となりました。

時間が経過すればシアリスもさらなる緩和の方向に進むかもしれません。
平たく言えば、要指導医薬品で様子を見て充分なデータが集まれば、緩和の方向に進むでしょう。
具体的にはいつからどこで買える?
シアリスの市販化が決定したとはいえ、もう今すぐ薬局で買えるようになるわけではありません。
今後の大まかなスケジュールを確認していきましょう。
厚労省専門部会で了承済み、販売は数年以内
現在の状況としては、2025年9月に厚生労働省の専門部会で市販化が了承されたところです。
今後はパブリックコメントや制度設計を経て、数年以内に販売が始まる見込みとなっています。

まだしばらくは時間がかかるのか・・・
薬剤師がいる調剤薬局や一部ドラッグストアで購入可能
薬局で買えるとはいえ、どのようなドラッグストアでも買えるわけではありません。
先に説明した通り、要指導医薬品は、薬剤師による対面販売が必要だからです。
対象となるのは、調剤薬局や、薬剤師が勤務しているドラッグストアの一部で取り扱いが始まると見られます。

薬剤師のいるドラッグストアでも、薬剤師の勤務時間内でないと買えません。
ネット通販やセルフ販売は当面不可
「市販化」と聞くとAmazonや楽天で買えるようになるイメージを持つ人もいるかもしれません。
しかし要指導医薬品はの場合は、薬剤師が直接説明を行う「対面販売」のみ認められています。
シアリスってどんな薬?バイアグラとの違い
今回市販化されるED薬はシアリス。
ED薬で最も有名なバイアグラは対象ではありません。
それぞれどのような特徴があるのでしょうか。
シアリスの特徴:長時間作用型
シアリスは商品名で、その有効成分はタダラフィルです。
最も大きな特徴は最大36時間効果が持続すること。

効果が現れてほしい前日に飲んでも問題ありません。
また、食事の影響も受けにくいのも大きな特徴です。
一方で、服用してすぐに効くわけではなく、効果が出るまで2〜3時間程度かかることもあります。

急に必要な場面では不向きかもしれません。
バイアグラの特徴:即効・安価型
バイアグラは商品名で、その有効成分はシルデナフィル。
特徴としては、服用後作用し始める時間が比較的短いこと。30分~1時間で効果が現れるため、急な場面でもある程度対応可能です。
また、価格がシアリスの3分の1程度と非常に安価なのも大きな特徴です。

初めての人は、まずこれを試す方が多い印象です。有名ですしね!
ただし持続時間は3~4時間と短めで、食事、特に脂っこい料理を取ると効果が落ちやすい点には注意が必要です。

こちらは基本的には必要のたびに飲むイメージですね。
ED薬各種の特徴をまとめてみました
ここまで説明したバイアグラ、シアリスに加え、レビトラも含めた3種類のED薬の特徴をまとめました。
名称 | バイアグラ (シルデナフィル) | レビトラ (バルデナフィル) | シアリス (タダラフィル) |
服用後作用 するまでの時間 | 30分~1時間 | 20~30分 | 3時間 |
効果の特徴 | 即効性は高め | 効果、即効性とも高い | 長く効く |
作用時間 | 3~4時間 | 6~8時間 | 24~36時間 |
食事・アルコール影響 | 受けやすい | 比較的受けにくい | 最も受けにくい |
服用タイミング | 空腹時 | 空腹時がベスト | 食前食後問わず |
価格 | 最も安価 | 最も高価 | 中 |
総括すると、コストを抑えたいならバイアグラ、予定を気にせず使いたいならシアリス、しっかり効果を期待したいならレビトラが向いています。
これら薬の詳しい特徴は、別の記事にまとめていますので、合わせてご覧ください。
≫≫バイアグラ・レビトラ・シアリスの違いって何?自分に合ったED治療薬を選ぼう

今回市販化が進むシアリスは価格が高めという点には注意が必要です。
価格を抑えたいなら、医師の処方を受けて購入するバイアグラの方が安く済む可能性がありますね。
初めて使う人は医師の診断を受けるのがおすすめ
薬局で手軽に買える・・・と思いきや、注意点もあります。
副作用や持病との兼ね合いに注意が必要
ED薬は医薬品。副作用もあります。
特に心臓病、高血圧、糖尿病など、持病がある人は注意が必要ですし、狭心症の薬を服用している人がED薬を飲むと、血圧が急激に下がる危険があります。

特に持病をお持ちの方は必ず医者の診断を受けるべきです。
持病がない方でも、副作用として頭痛、鼻づまり、顔の火照りなどの症状が現れる可能性はあります。
重篤な副作用で後悔しないためにも、医師の処方を受けておくのがベストですね!
ED薬で100%効果があるとは限らない
一口でEDと言っても、様々な要因があります。
- 心因性ED
- 緊張、ストレス、プレッシャー、失敗経験による不安
- 特に若い男性に多い傾向
- 器質性ED
- 血管や神経の老化、糖尿病・高血圧・高脂血症などの生活習慣病
- 中高年層に多く、加齢によって発症しやすい
- 薬剤性ED
- 降圧剤、抗うつ薬、睡眠薬などの副作用
- 混合性ED
- 心因性と器質性が組み合わさっているケース(最も多い)
EDに最も効果があるのは器質性EDの場合と言われています。
「自分のEDの原因が何か?ED薬が効きそうか?」は、医師に判断してもらうのが一番です。
薬局での購入ハードル(恥ずかしさ・対面の不安)
病院で医者に処方してもらうのが恥ずかしいけど薬局なら・・・?
と思いきや、
薬剤師に「シアリスをください」と伝えたうえで、説明を受ける必要があります。

結局対面だったら恥ずかしいのは変わらないかも…
普段からよく使う薬局の場合には、関係者に「EDであることを知られる」こと自体に抵抗を感じる方もいるかもしれません。
オンライン診療なら恥ずかしさを軽減できる
実はそのようなマイナス点を考慮すると、オンライン診療の方がおすすめかもしれません。
医師の診断は信頼できるうえ、オンラインがゆえに心理的負担が少ないからです。

僕もオンライン診療でED薬を買っていますが、今後も継続予定です!
私が利用しているオンライン診療は、レバクリです。
15分の診察後、最短翌日発送
1錠からお試しできるED治療
公式HP:https://www.levcli.jp/ed/
レバクリのおすすめポイント👉
- 申し込みはネットから
- ビデオ通話または電話診療のため人に会わない
- 医師による指導で正しく服用できる
- かかるのはお薬代+送料だけ
- 1錠からのお試しでもOK
オンライン診療なら、今回市販化されるシアリス(タダラフィル)以外にも、価格の安いバイアグラ(シルデナフィル)を購入することもできるため、料金的にもオンライン診療で購入したほうが安くつく可能性はあります。

今後実際に市販化が開始された際に、価格比較してみますね!
僕がレバクリで実際にED薬を購入した経緯などはこちらにまとめていますので、合わせてご覧ください。
≫20代からEDだった私がオンライン診療でED薬を購入した経緯

はじめてはオンライン診療、慣れたら薬局で!というのもありかもしれません。
まとめ
ED薬の市販化は、これまで病院に行かなければ手に入らなかった薬を薬局で購入できるようにする大きな一歩です。
ただし、副作用など様々な注意点もあるため、初めて使う人は医師の診断を受けた方がいいでしょう。
「最初はオンライン診療で。その後は市販薬でセルフコントロール」——そんな新しい選択肢が広がる未来が、もうすぐやってきます。
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